【AWS/EC2/Apache】EC2インスタンスに、Apache をインストールしてテストページを表示させる方法!
今回は、Amazon Linux 2 で作成したEC2インスタンスに対して、Apacheをインストールし、
テストページの表示まで行っていきます。
1.開発環境・事前準備
MacOS:M1チップ Big Sur 11.4
AWS:EC2インスタンス
EC2のインスタンス作成がまだの方は以下を参考に作成してみてください。
44igarashi.hatenablog.com
EC2のインスタンスへの接続がまだできていないという方は以下を参考にしてみてください。
44igarashi.hatenablog.com
2.yum のアップデート
まずは、パッケージ管理のyumを最新化しておきます。
¥ sudo yum update -y No packages marked for update
「No packages marked for update」と表示されている場合は、最新化されている状態のため、
そのまま進めていきましょう。
3.Apache のインストール・起動
yumの最新化が完了したので、次にApacheをインストールしていきます。
Apacheのインストール
¥ sudo yum install httpd 読み込んだプラグイン:extras_suggestions, langpacks, priorities, update-motd 依存性の解決をしています --> トランザクションの確認を実行しています。 ---> パッケージ httpd.x86_64 0:2.4.52-1.amzn2 を インストール ... 完了しました!
色々インストールしますが、最後に完了のメッセージが表示されていれば完了です。
次にサーバを起動させていきます。
実行が成功してもメッセージは表示されません。
# サーバ起動 ¥ sudo systemctl start httpd
実行したら、ステータスを確認してみましょう。
# サーバステータス確認 ¥ sudo systemctl status httpd
「Active: active (running) 」と表示されていれば正常に起動できています。
4.インバウンドルールの追加
AWSの管理画面のインスタンス一覧画面を表示します。
今回設定を変更しているインスタンスを選択し、画面下部に表示されている項目の
「セキュリティグループ」に「launch-wizard-1」と表示されているので、こちらをクリックします。
サイドメニューのネットワーク&セキュリティ > セキュリティグループの画面に遷移するので、
こちらで新しくルールを追加していきます。
セキュリティグループ項目に「launch-wizard-1」があるので選択します。
選択すると画面下部に情報が表示されるので「インバウンドルール」タブを選択します。
「インバウンドのルールの編集」ボタンを押下します。
インバウンドのルールを編集画面に遷移します。
「ルールを追加」ボタンを押下すると、入力項目が追加されるので、以下の通り設定しましょう。
タイプ:カスタムTCP
プロトコル:TCP
ポート範囲:80
ソース:カスタム or Anywhere-IPv4
:0.0.0.0/0
設定が完了したら「ルールを保存」ボタンを押下します。
インバウンドルールに先ほど作成したルールが追加されています。
5.テストページの表示
上記設定が全て完了したら、最後にテストページが表示されるか確認しましょう。
パブリックIPで任意のブラウザでアクセスし、画像の通り表示できていれば成功です。
テストページが表示されず、アクセスできませんと表示される場合は、以下を確認してみましょう。
・インバウンドルールが追加されているか。
・サーバが起動しているか。
# サーバステータス確認 ¥ sudo systemctl status httpd
6.さいごに
これでApacheのインストールは完了です!
初めは、慣れないと作業と思いますが、やっていくうちに慣れていくので
苦手意識を持たずに行っていきましょう!