【Git/M1/MaxOS】Apple のデフォルトGit から Homebrew の Git へ切り替える方法
M1 チップの Mac を購入すると、初めから Git がインストールされていました。
Homebrew で Git もパッケージ管理しておいた方が後々良いと思うので変更する
手順を記していきます。
1.実行環境
MacOS:M1チップ Big Sur 11.4
Homebrew:3.2.13
Git:2.30.1 (Apple Git-130)
M1チップではないMacを使用している方はこちらへ。
2. Git のバージョン確認
ターミナルを開いて、Git のバージョンを確認しましょう。
¥ git --version git version 2.30.1 (Apple Git-130)
現在 Apple のデフォルト Git を参照されているのが確認できました。
3.Homebrew で Git をインストール
Homebrew を使用して Git をインストールしていきます。
まず、Homebrew がインストールされているか確認します。
¥ brew --version Homebrew 3.2.13 Homebrew/homebrew-core (git revision b51390efaf; last commit 2021-09-25)
まだ Homebrew をインストール出来ていない方はこちら
44igarashi.hatenablog.com
Homebrew で Git をインストールします。
¥ brew install git Updating Homebrew... ==> Homebrew is run entirely by unpaid volunteers. Please consider donating: https://github.com/Homebrew/brew#donations ==> Auto-updated Homebrew! Updated 1 tap (homebrew/core). ==> Updated Formulae Updated 77 formulae. ・・・
上記の様に、インストールが始まります。
完了したら、Git のバージョンを確認しましょう。
¥ git --version git version 2.30.1 (Apple Git-130)
まだバージョンも変更されていなく、Apple のままですね。
Homebrew でインストールは完了していますが、パスの変更を行わなければ、
デフォルト Git を参照したままのため、変更しましょう。
4.パスの変更
まず使用しているシェルを確認します。
¥ echo $SHELL /bin/zsh もしくは /bin/bash
上記の通りどちらかが表示されると思います。
表示された方のファイルを変更します。
vi ~/.zshrc もしくは vi ~/.bash_profile
開いたらファイルの1番最後に記載をし、保存します。
export PATH=/usr/local/bin/git:$PATH
これで、パスの変更は完了です。
変更した内容を反映させるため、下記コマンドを実行し再起動を行うか、ターミナルで「×」を押下し再度開きましょう。
5.Git のバージョン確認
ターミナルの再起動が完了したら、Git のバージョンを確認しましょう。
¥ git --version git version 2.33.0
Apple の表記が消えていて上記の様に表示されていれば、変更完了です。